ドラゴンのガンマ、ベータ、アルファを一通り倒したので、その討伐の記録。

前提

  • 非公式なので品質の上限が高い
    • 上限数値は概ねローカルと同じっぽい
    • サドルは352、武器は755%など
  • トライブのプレイヤー数は3人
    • 身内専用鯖なので他人はいない
  • アイランドとバルゲロのみ構築
    • ジェネ1を構築していないので、マグマサウルスは使えない
    • デイノなどの厳選用の孵化器だけコマンドで取得

ガンマ

タンク役にカリコ、アタッカー役にデイノ、補助役でユウティという構成にした。いずれも適当なブリ個体で厳選をしていない。ユウティの採用は正直微妙なところで、3人目が乗るべきペットが特にいなかったのでバフと雑魚処理をの両方ができると見込んでの起用だった。

こちらはデイノのステータス。厳選していないため、メレーを上げるだけで精いっぱいになっている。当然スタミナや重量、ヘルスに振る余裕が無いので弱い。

基本的に被弾しにくいポジションではあるが、高品質なサドルがないのとヘルスに振れないこともあり被弾すると数発で落ちかねない脆さだった。

カリコのステータス。厳選していないが、メレーとヘルスの水準はそれなり。サドルがカンストなので見かけよりもヘルスにはかなり余裕がある状況。重量も問題なし。ケーキは2スタック配備。

ユウティはステの画像がないが、300オーバーのサドル、スタミナ3000程度の個体。

犠牲を出さずに狩ることはできたが、デイノはドラゴンに殴られると一発で半分くらい持っていかれたり、カリコはブリ個体であっても機動力がなくてメテオを完全にはよけられないという問題があった。さらに構成上の最大の問題はユウティで、ドラゴンも取り巻きもタゲが流れがちになってしまっていた。特に股下固定したいのにタゲが流れたのは非常に良くない流れだった。

カリコはサドルがカンストしていることとタゲが流れてグダグダになったこともあり、ケーキ消費は2つしかされなかった。

サバイバーもヘルス重視のステにしただけで、装備構成も適当かつ予備無しだった。ユウティ役のサバイバーは防具が何個か壊れた模様。

ガンマの結果だけを見れば大して危なげもなく勝ててはいるが、この構成を維持してベータやアルファに行ったらたぶん破綻するだろうという意識がトラメン全員に芽生えた戦闘だった。

デイノ厳選

適当なブリ個体では先が思いやられたので、厳選を実施することにした。メレー600%はもちろん、ヘルスも3000以上は欲しい。

孵化器で見た時に、LV150ならステータス平均が21ptなので30ptあれば良い個体と言ってよさそうだ。なので、変異なしのヘルス・スタミナ・重量・メレーが30ある個体を作ることを目標にした。食料や酸素も高いに越したことは無いが、それらが高くても特に配合はしないことに。

バルゲロで卵泥棒を延々と働くことになったが、満足が行く配合ができるまで1週間ちょっとの時間を要した。とりあえず130以上の卵は持ち帰って孵化器でステチェック、ダメなら廃棄を延々と繰り返す作業。最良のステが32で、35以上なんてとても出てくる気配がなかった。40なんて存在するはずがない。

最終的にヘルスがなかなか30オーバーにならなかったので28で妥協した。非公式なのでサドルの力で何とかすればいいやという発想である。あとは変異狙うとかね。

産まれた個体でレベリングするとメレー605.9%、ヘルス3,038.2に到達するラインがLV+55だった。現実的なラインなので量産してトラメンに配布し、それぞれレベリングしてもらうことにした。

他のステに関してはスタミナは全く問題なし。重量はドラゴン戦に持ち込む装備類なら重量の半分を超えることは無いが、余裕はあまりない。

サドルについてはカンストが無理だったが、250程度のBPからボーナスで300前後のものを作成できたので配布。厳選に加えてサドル、メイト、咆哮バフの3点セットの追加があるため、生存性はかなり向上したと思う。

カリコの調整

ヘルスを10k程度に伸ばした後は、移動速度を伸ばしてサバイバーがメテオでやられるリスクを低減することにした。あとはメレーに振ることも検討したが、最終的にカリコ単騎ではなく、デイノに介護してもらうことも視野にして特に伸ばさない方向で調整した。

最終的なステはこんな感じ。

ベータ

構成はタンク役にカリコ、アタッカーをデイノ2枚にした。デイノは厳選個体の雌雄で、メイトブーストと群れの咆哮バフが利用できる状態。

サバイバーはタンク役がカンスト耐久の金属鎧・兜・レギンス、ギリーガントレット・ブーツの構成を2セット用意。デイノの乗員は特に予備防具無しという構成。各自ヘルスは300以上にしていた。タンク役のサバイバーは600オーバーまで振っていたが、そこまでは必要なかった。

デイノの最終的な出撃個体。右側はヘルスの育成が完了していないが、まぁ何とかなるだろうということで。

カリコは安定してヘイトを稼げたので、タゲが逸れることは無かった。ヘルスとケーキ・サドルの性能を頼りに正面からドラゴンの股下に入ったが、安定して固定ができた。デイノは股下固定後に背後から殴りかかる形で運用。

咆哮バフなしの火力がこんな感じ。出血には影響を与えないが、リーダーの与ダメが353、フォロワーが235、カリコが210。

咆哮バフありだとリーダーが530、フォロワーが353まで上昇した。

ドラゴンそのものの処理は格段に安定していて、股下固定も失敗することが無かった。他方、取り巻きの処理はメレー600のカリコをもってしても時間がかかり気味で、単騎での処理はあきらめてデイノに介護してもらうことになった。1回目の召喚時にタコ殴られたせいもあってサバイバーの防具耐久は400弱程度削られてしまった。あと、140%超えの移動速度でもカリコはメテオのカスダメを受ける程度の距離までしか逃げ切れないことがあったので、直撃が避けられれば良いという意識に変わった。

ガンマの攻略時と比べると見違えるほどに攻略が安定したので、方向性は間違っていなかった。戦闘後、休憩をはさんで同じ構成でアルファへ連戦することに決定した。

アルファ

ベータと全く同じ構成で挑んだ。今回は取り巻きの処理を最初からデイノの介護アリで実施する方針で事前打ち合わせして臨んだ。

ベータよりも強力な相手のはずだが、安定感は一層向上。グダるポイントもなく容易に撃破できた。取り巻きの処理もデイノのリーダー役がしっかり咆哮バフを入れていたので迅速にさばくことができていた。

感想

デイノの厳選に苦労したが、たかだか主要ステ30pt程度でもやっておくだけで劇的な効果があるんだなと実感できた。あと、構成は固定役が1名とデイノだけで余裕で安定したので、変な生物持ち込むよりはデイノに騎乗するほうがいいと思う。

自分はカリコ役を担当したが、股下固定は堂々と正面から被弾を恐れずに入るのがコツだと思った。もちろんどつかれるし焙られるんだけども、すぐに固定できるから被弾回数は少ない。むしろ、ケーキのパワーでヘルスの減少がほとんど賄えてしまうので、ビビり散らして回り込むほうが危険だと思う。

厄介なのは取り巻きで、難易度が上がるごとにタフさが目に見えて上がっていた。ディモルは騎乗貫通が痛いがすぐ落ちるのでさしたる問題ではないが、プテラはしっかり処理しないと股下に入るころまでに2-3体残りかねないタフさを持ってる(特にアルファ)このあたりはカリコで集めて殴りつつ、デイノが周辺から咆哮バフをしっかり入れて処理してやることが重要。

デイノの厳選、貢物・アーティファクトの用意など、準備が面倒なボスだけど、しっかり備えれば攻略自体は楽な部類に入るボスだと思う。あと、ベータとアルファで解放されるエングラムが優秀すぎる。

貢物的に周回することは無いだろうけど、新規のトラメンが挑戦する際にはまたタンク役でやりたいな。