ACの最大値を探る
ACはどこまで上げられるのかという話
恒常的なACの限界を探る
まず、瞬間的なブーストが無い状態での最大値を探ってみる。やり方としては
- 軽装鎧+盾
- 重装鎧+盾
- 鎧わぬ守り+盾
この3通りが考え付いた。なお、実現に当たっての困難(資金、アイテムの入手)などは度外視する。
軽装鎧コース
軽装鎧はDEXの修正値がすべて乗る。つまり、どうにかしてDEX30に到達できれば+10が見込める。
もろもろ固めると以下になった。
項目 | AC |
---|---|
スタデッド・レザー+3 | 15 |
シールド+3 | 5 |
DEX30 | 10 |
戦闘スタイル:防御 | 1 |
ウォーフォージド:組み込み式装甲 | 1 |
クローク・オヴ・プロテクション | 1 |
リング・オヴ・プロテクション | 1 |
アイウーン・ストーン:プロテクション | 1 |
合計 | 35 |
戦闘スタイルの防御を要求されるため、クラスはファイター、パラディンもしくはレンジャーに限定される。それにより同調枠は3つが確定するので、すべてACアップ系のアイテムで固めた。
重装鎧コース
重装鎧の場合は能力値がACの上昇に寄与しないため、純粋に装備のパワーで何とかすることになる。
項目 | AC |
---|---|
プレート+3 | 21 |
シールド+3 | 5 |
戦闘スタイル:防御 | 1 |
ウォーフォージド:組み込み式装甲 | 1 |
クローク・オヴ・プロテクション | 1 |
リング・オヴ・プロテクション | 1 |
アイウーン・ストーン:プロテクション | 1 |
合計 | 31 |
クラスは重装鎧に習熟する必要があるため、ファイターまたはパラディン。プレート+3がレジェンダリーだが、入手不可能ではないし、能力値を30にするのに比べればはるかに現実的ではある。
鎧わぬ守りコース
鎧わぬ守りの場合、適用される修正値を両方とも10にすればACが30からスタートする。
項目 | AC |
---|---|
鎧わぬ守り | 30 |
シールド+3 | 5 |
クローク・オヴ・プロテクション | 1 |
リング・オヴ・プロテクション | 1 |
アイウーン・ストーン:プロテクション | 1 |
合計 | 38 |
鎧わぬ守りを持っているのはバーバリアンとモンクだけである。どちらもDEX修正値が加算されるが、バーバリアンであればCON、モンクであればWISが加算される違いがある。戦闘スタイルと組み込み式装甲によるブーストが見込めないが、それでも軽装鎧コースを上回り、ACの値はなんと38にもなった。
まとめ
- 軽装鎧:35
- 重装鎧:31
- 鎧わぬ守り:38
上記の結果から38が最大値っぽい?
瞬間的なブーストをした場合
考え付くブーストは以下の組み合わせかな
内容 | AC |
---|---|
ディフェンダー | 3 |
シールド・オヴ・フェイス | 2 |
シールド | 5 |
合計 | 10 |
つまり、恒常的なAC最大値である38に加算するとなんと48になる!
現実的な話
現実的にはこんなACたたき出すのは無理に決まっている。そもそもある能力値を30にすること自体が非現実的だし、鎧わぬ守りに至ってはそれを2つも揃える必要があるんだからまず無理だろう。
あと、敵側の命中最大値は修正値10+習熟度ボーナス9で+19だと思われる。となると、意味のあるACの最大値は39ということになるので、40以上にしても結局5%の確率でCriを貰ってしまい、無駄でしかない。
高レベル帯であっても、現実的なACのラインはせいぜい22~26程度なので、30以上の値にお目にかかることはまずないだろう。